片平健人

片平 健人
公立世羅中央病院 リハビリテーション科 医師

経歴

2016年03月 広島大学 卒業
2016年04月 広島大学病院 研修医
2017年04月 広島市民病院 研修医
2018年04月 広島市立リハビリテーション病院 リハビリテーション科
2018年12月 広島大学病院 リハビリテーション科
2019年04月 公立みつぎ総合病院 リハビリテーション科

主な免許・資格

義肢装具等適合判定医

なぜリハビリ科に入局しましたか?

第一に家族が困ったときに助けられるジェネラリストになりたいという気持ちと、第二に田舎育ちだったので病気でなくても困っている高齢者を多く見ていて何とかしたいという気持ちがありました。
働く前はリハ医の業務内容を十分理解できておらず不安もありましたが、治る可能性のある病気も、治らない障害も診る事ができるリハ医がビジョンに一番近いと感じました。
全身が診れると思い救急・腎臓内科と迷いました。

現在の仕事内容は?

主な仕事は脳卒中や骨折後の患者さんが社会復帰を目指して数ヶ月入院する回復期リハ病棟で主治医として20人前後の患者さんの疾病管理とリハ管理を行なっています。
また急性期病棟でのリハビリ処方、全科当直のファーストタッチ救急を月2回ほど行なっています。

働いてみてわかったことは?

患者さん本人から他の先生に聞いても解決しなかったことが解決してよかったと言われたことが嬉しかったです。
家族からも、病気だけでなく何ができて何ができないのか本人の状態がよくわかりました、こんなに良くなるんですねと言っていただいた事が嬉しかったです。
科としては教授を含め全員になんでも相談しやすい環境、個人の希望を最大限尊重してくれる環境にあります。
実際去年出産された先生は休暇・勤務環境など希望が通っており、また医局員の希望勤務地などは全員で相談しています。

将来のビジョンは?

私は地域枠で、現在中山間地で勤務を行なっています。
今後は県内の中心地或いは中山間地で勤務医として勤務することを想定し、社会人大学院生としての学位取得を視野に動いています。
また地域医療の一環として開業についても選択肢に入れ、どのような働き方があるか教授と相談しています。

入局を考えてくれている方へ

リハ医は手術のような目に見えてこの人にしかできない部分がわかりづらいので選択する際に迷いもあると思います。
私も病気も障害も見れるようになりたいという漠然としたビジョンで選択しました。
しかし働いてみると、リハスタッフやMSWに疾病管理・障害治療・環境調整・制度利用、全体が見える医師と働くとこんなに相談しやすいのかと言っていただけます。
まだまだ若輩ですが、若手間でオンライン勉強会などもしています。興味があれば気軽にご相談ください。